2019年11月29日更新

免許が要らない!?ボートの条件

ボートの中には、免許を必要としないものも存在します。免許不要と言うと、観光地などでよく見かける手漕ぎ・足漕ぎボートを連想するかも知れません。確かにこの類のものは資格が必要ありません。ですが2003年に船舶免許に関する法律が大幅に改正されて以来、免許が不要になった電動ボートも出てきました。

免許不要のボートの条件は、推進機関の中でも長さが3メートル未満で出力が2馬力未満の船です。非常用スイッチや遠心ギアなど、すぐに停止できる機能を持っていたり、巻き込み防護用プロペラガードがついているものも、条件になります。これを満たしたものはミニボートと呼ばれていますが、具体的には手漕ぎのボートや推進機関を持たないヨット、そして推進機関の出力や長さが基準以内におさまっているボートなどです。推進機関の条件が一つでも欠けると、ミニボートの分類から外れます。例えば2馬力未満でも長さが3メートル以上あれば、運転する時免許が必要になってしまいます。きちんと条件が揃ったもののみとなるので、セットが条件と覚えておいたほうが良さそうです。

こうしたボートのメリットは、免許不要で取り扱えるという手軽さや、免許更新や検査で発生するコストや手続きの手間が省けるという点です。操作も比較的楽で、慣れていなくても直感でできるという面があります。マリンレジャーを楽しむ範囲も限られていますが、岸からちょっと離れたところで海釣りをするなど工夫次第では海上レジャーを満喫することも可能です。

免許が要らず操作が簡単なので、手軽に利用できますが、使用するにあたってはいくつか注意点があります。推進機関付きは手漕ぎよりも移動しやすいため、釣りで利用する機会も多くなりますが、天候が悪かったり潮流の早い場所に巻き込まれてしまうと、思うようにコントロールできなくなることがあります。

2馬力と言ってもエンジンを搭載しているので、ある程度操作する必要がありますが、全く操作がわからないとコントロールしきれず、思わぬトラブルに発展することにもなります。事前に操作方法を把握してから乗るようにしましょう。

海に流されてしまった、船が転覆してしまった、海中に落ちてしまったという事故も起きています。自分は大丈夫、と思わずにライフジャケットの着用など安全対策は万全にしておくことも大事なことです。他の人に迷惑をかけないようルールを守る意識を持つことでトラブルや危険を避けることができるようになります。